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ウッドデッキのおすすめサイズ 床板・根太・大引

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こんにちは、デックスです。

デックスではウッドデッキの作り方、サイズの選定、施工ポイント等なんでもアドバイスいたします。ハードウッドで製作するウッドデッキの床板、根太、大引、束柱など、それぞれのおすすめサイズについて説明します。ウッドデッキの作り方は数多有り、正解はありません。施工方法や、ウッドデッキの高さ、シチュエーション(ローデッキ、ベランダ、傾斜地、空中、変形等)によって必要なサイズは変わるため、平準化ができないのです。ページ下部に施工途中の構造写真例を列挙しております。

大引工法の場合

 

当社としてローデッキに最もスタンダードとしている大引工法は、床板を根太で受け、根太を大引で受け、大引で柱を横打ちする方法です。メリットは、最も束柱の数が減るため、基礎工事が減って施工効率がよい点、材料コストを最も抑えられる点、大引でレベルの調整ができる点にあります。スタンダードなサイズとしては、床板は 20×105、根太は 30×105・45×70(90)、大引は 30×105(120)、柱材は70×70・90×90です。上記の画像はそのような構造です。

床板の厚み

床板は20×105、30×105が一般的です。厚みについて言えば、庭のローデッキで使う分には20mmで充分です。20mm厚のハードウッドの場合、根太のピッチ(間隔)は450~500mm。30mm厚の場合は700~750mm程度になります。厳密には、ウリンであれば+10%、サイプレスなら-30%など、比重によって異なります。30mm厚は根太のピッチが広くなる分、根太の本数は減りますが、床面が1.5倍の体積になるので、全体コストは上がる事が多いです。どちらかというと重歩行向き(上を多くの人が歩く様な場所)なので、施設や公共物件等で使われます。縁側型のデッキや、ステップ等、1スパンで700~900mm程度の場合は30mm厚を使います。

床板の幅

20×105と20×120は幅の広さに違いがあり、一般的には105幅です。120幅の広い方が意匠的に好まれる場合もありますが、ラインナップが無い樹種のほうが多いです。理由は、ハードウッドは基本的に幅広サイズが原木から取りにくい為です。また、幅広によるカップリング(反り)リスクがあります。30×120の場合、厚みがある分、カップリングリスクは減ります。レッドシダー等のソフトウッドの場合は140mmの幅広であったり、90mmの幅狭であったりするので、ハードウッドはその中間あたりに位置します。目地を5mmで取ることが多いことから105mmの幅が定着しました。

根太(ねだ)

根太(ねだ)は2×4系のサイズ(45×70、45×90など)の平使い・縦使いが基本です。(床板の継ぎ方やレベルによって方向を変えます。)平使いの場合は70幅ですと床板の継ぎ目がやや狭くなるので、90であれば余裕をもつことはできます。GLで500mm程度であれば30×105系の縦使いができ、床の継ぎ目でダブル、根太の継ぎ目で大引きをダブルに使います。30×105のメリットは、材積・価格が安く済みどんな樹種でも存在するサイズであることに加え、大引、幕板、ステップ下地、笠木・手すりといった用途で使い回しができることが便利です。根太に対する大引きのピッチは1000mm以内をおすすめします。バルコニーなど高さ200mm以内の場合は根太45×70等で下に刻んだ束やマルチポストを配置します。

床板の継目

床材を継ぎ目は端部割れを避けるための工夫が必要です。45×70の平使いの場合、ビスの打ち幅がやや狭くなります。45×90であれば余裕をもってビスが打てます。30×105の場合は継ぎ目で束をはさみ、それぞれに留めます。

大引

30×105で1000mm程度の束ピッチ、30×120ですと1200mm程度まで飛ばせます。大引は天地方向の幅が長ければ長いほどたわみに強くなります。パーゴラで言うところの桁や、空中デッキの梁も同じです。束の上に大引きを載せる工法の場合は、束柱と同じ70×70や90×90だったり、38×90や45×70といったサイズでも問題ありません。その際はその厚みに応じて大引(束)ピッチが変わります。台形地や斜辺がある場合は大引き受けを入れることもあります。

束柱

70×70、90×90の角材が一般的にありますが、構造の強度としては変わりません。見た目としては90×90のほうが重厚に見えますが、70×70と比較すると価格も60%増し、重量も60%増します。ローデッキであれば、例えば幕板を下まで張り下げるようであれば、束柱が殆ど見えないので、70×70で十分です。空中デッキやパーゴラの場合は90×90が基本となります。

幕板

幕板は床と同じ20×105(120)を使います。大引工法の場合、1段だと大引きは見えます。2段もしくは貼り下げる場合は、1枚目の床板の裏に下地を入れるか、束柱が通っていればそれに留めます。

フェンス板

主流は20×105のサイズで、その場合の柱のピッチはMAXでも1200mm程度です。近年は12mm×100(105)といったフェンス用の安いサイズがあり、大変人気です。その場合の柱のピッチはMAXでも1000mm程度が無難です。その範囲を超えると、横張りの場合、縦方向の歪み、厚み方向の歪みの二つのリスクがあります。

笠木・手すり

フェンス柱が70mm角であれば30(20)×105、90mm角であれば30×120が主流です。柱の通りと強度のためにも、笠木は必須です。

 

ここまで紹介しましたが、基本的に厚みに対する感覚値がわかれば、仕上げ材と下地材の関係のみなので、好きなように設計ができます。作りたいウッドデッキのロケーション、高さ、コンセプトなどによって適切なサイズは変わりますので、あくまで参考になります。また、相談頂ければ当社施工部から図面作成も含めてアドバイス可能です。ぜひご相談くださいませ。

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