ウッドデッキのささくれ ｜ ブログ｜ウッドデッキ材の販売ならウッドデッキ通販のDecks(デックス)

ウッドデッキを考える際に、多くの皆さんが気になることの一つに「ささくれ」があります。

ささくれで足や手をケガしてしまわないか・・・

ペットや子供が素手・素足でケガしてしまわないか・・・

確かに心配になってしまいますよね。

そんな厄介事、「ウッドデッキのささくれ」についてまとめてみます。

なぜささくれが起きるのか？

木材は、人間の肌と同じように、乾燥と湿潤を繰り返しています。
雨や湿気で水分を纏い、太陽の日差しや温度と共に乾燥します。

その乾燥の過程で、木から水分が抜ける時に繊維が持ち上がることで毛羽立ち・ささくれが発生します。人間の場合、特に空気が乾燥した冬場に皮膚の水分・油分が足りなくなり、ささくれてしまいます。

つまり、人間である以上、木材である以上、ささくれが絶対に起きないという事は残念ながらあり得ません。比較的、ささくれが起きにくいとされている「イタウバ」も、ささくれが起きないわけではありません。イタウバは独特の油分を表面に含んでおり、常にシットリしている様な木なのです。

ささくれを見つけたら

サンドペーパー（紙やすり）で擦れば滑らかになります。サンドペーパーは100円ショップでも売っています。粗いもの（#80～#100）→細いもの（#180～#240）の順番で擦ってみてください。

このような感じのアタッチ式のものを用意していればさらに楽です。数十秒で滑らかになります。ウッドデッキの表面だけでなく、手が触れるフェンスの手すり等も注意して、定期的に見てみてください。

子供のころ、公園のアスレチック等の木製遊具でしょっちゅうササクレが手に刺さりました。確かに良いことではないかもしれません。それでも、天然の木と触れ合う温かみには敵わないと願っています。